Monthly Archives: April 2009

帰宅;Laval Virtual 紀行(終)

空港の外に出ると、湿気を含んだ日本の空気である。直通リムジンバスで寝たまま帰る。部屋に帰ると、ベランダの水タンクは空になっていたが、1台タンク増設の効果で今回は水切れになった鉢はなさそうである。 おととしフランスから植物検疫を経て持ち帰った頂き物のスズランは、満開である。一方、国内購入鉢は未だ咲く気配すらない。故郷での晴れ舞台である 5/1 にきっちりあわせて咲いてくるあたり、さすがフランス産だと感心した。チューリップはほとんど見ない花もあったが終了、バラはいよいよ咲き始めようとしている。高貴な方々は、いよいよ元気である。

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検疫;Laval Virtual 紀行(13)

面白そうな映画が何本かあるが、睡魔に負ける。ふと目が覚めると、ビデオサービスが停止している。しかたなく将棋を起動して勝ったり負けたりしていると、これも停止。アナウンスが流れる。「復旧に20分かかります」 どうやってその20分という数字を計算したんだ? と思いながら再び睡眠に落ちる。 機内で検疫質問書が配られる。「アメリカ・メキシコに滞在したか、滞在した人との接触はありましたか?」 来た。正直に書く。「…咳…などの症状はありますか?」 出国前からだが、のどの調子が悪い。正直に書く。 入国審査前に、いよいよ健康チェックが入る。岩下君には「我々がどこかに連れて行かれたら、待たずに入国するように」と言い含めておいた。担当の女性に「この内容ですと、一度検診を受けていただきます」と別室に誘導される。が、部屋では、体温計測で平熱だったので、簡単な問診でなんとか解放された。(前からいた男性は、我々の後も留め置かれていた) 検疫後は、検疫部屋に忘れた手帳もすぐ手元に戻り、今年の遠征は無事終了した。

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顔認識失敗;Laval Virtual 紀行(12)

空港入り。2時間前に既に受付が開始されており、しかも座席が 2-4-2 ではなく 3-3-3 で、中央は残っていない。窓側3列って、やめて欲しいなあ。窓寄りでも通路寄りでも気を使うんだよなあ。 空港で、マスクをした日本人と遭遇。どこかで見た顔だなあ、あ、Laval に留学していた彼だ!と思って話をしていたら、どんどん話が食い違っていく。本当は、今年隣のブースで展示していた学生さんでした。あきれられました。申し訳ない。

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帰国へ;Laval Virtual 紀行(11)

パリで1泊。インターネットで飛行機のチェックインを試みるが、失敗。しかたないので残りの接続時間で、ニュースを流し読みすると、メキシコ方面で大変なことになっているらしい。まあ今回メキシコの人はいなかった……!?……ニュージーランドの先生、「直行便がないから、しばらくメキシコの大学に滞在してからフランスに今日ついたばかり」とか言ってなかったか? これは、機内で絶対に体調を崩せないぞと心に誓った。 デパートで「スーツケース用はかり」を現地購入。実測の結果、大スーツケース 29kg、中スーツケース 30kg で、いずれも 23kg 制限に引っかかるため、預け入れ用にスポーツバッグを購入し紙類と衣類を詰め込む作戦に出た。結果、各スーツケースとも 22.5kg 程度に抑えることができた。なかなか有用なアイテムである。勝利の気分。

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大学訪問;Laval Virtual 紀行(10)

0430 ころ起床。 早朝発のルーマニアの皆さんをお見送り。来年(早ければ今年)の再会を期す。 朝食後、現地で今年も大変お世話になった日本人一家をお見送り。ん~、もっと世話になっている日本人諸氏は、見送りには来てない。駅まで徒歩10分てとこだがな。まあ、事実としてはそれだけの、そういうことだ。 今日は、午後から提携大学を案内していただける。学生は終日自由行動の予定だが、天気が芳しくない。そういえば、我々が参加している5回の大会開催期間中、雨らしい雨にはあっていない(夕立はあった)。参加しなかった 2005年は、開催期間中ずっと大雨で大変だったとか。お守り代わりに来年もぜひ置いてください。 午前中は街を歩く予定だったが、かなり雨が降っていて、体力の落ちているここでは無理をしないことにした。近場のゲームショップへ。昨年、行きつけのゲームショップが火事で焼け落ちていたので、別のお店を検索しておいた。日本に入っていなさそうなフランスのゲームはないか尋ねたら、3つほどお勧めを紹介してくれたが、その紹介が面白い。店主のポリシーが「ゲームは、かならず1セット開封して遊べる状態にしておく」というもので、実際にカードを持ち出して説明してくれる。大変好印象。言語的に厳しくなさそうなのを2種類購入した。特に1種類は「プレイ人数8名以上」という、少子化日本ではなかなかお目にかかれない条件。 お昼を大学の先生方ととった後、大学案内を受ける。緑の中で広々とした学内で、いろいろ怪しい装置とかあって、面白そう。過去の展示作品がいつでも体験可能な状態で設置されているのがうらやましい。学生がここで勉強できたらいいだろうなあとつくづく思う。ぜひ数年内には送り込みたいものだ。昨日「また来年~」といって分かれた学生さんたちとも再会して、盛り上がる。単独での案内ではなかったので、提携について先生方と深い話にはならなかったが、「学生のよりよい人生のために」というフレーズに共感する。 夕方、岩下君から貧血気味で体調不良の報告あり。自力で何とかしてもらうつもりだったが、地元のかたが、わざわざ車を出してくださって、スーパーに消化のよさそうなものの買出しにいけた。こういうときの親切は、本当に身にしみる。 荷造りを済ませ、2330 頃就寝。

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最終日;Laval Virtual 紀行(9)

0630 起床。 本番2日目=最終日。1100 から2回目の「日本人はなぜ Laval にやってくるのか」が開催される。聴衆が違うから、同じことを話せばよさそうなものだが、パネルは一緒なので、皆、昨日とちょっと違うことを言おうとしてハマっている気配である。(自分含む) 昼過ぎから、いよいよラストスパート。いわゆる「立錐の余地がない」状態で、体験順をめぐってトラブル発生。基本的に地元のかたがたは Bon Sens の持ち主なので自己組織化されて動いているが、たまに例外がいる。手元でしか見られない展示なので、こうなるとまずい。とにかく子供だけ到着順を脳内管理し、子供優先で捌いていく。「君が先だったよね」といいながらやっている努力は評価されていたようだ。 例年通りの高揚感の中、大会終了時刻となる。このあとご招待を受けているので、終了30分後で撤収にかかり(いつもはもっとぎりぎりまで粘っていることも)、最低限のあいさつをすませてから、トランクを引きずって街を走る。(タクシーを呼ぶと、他の人にもって行かれたりして却って時間がかかることがあるのだ) 夜のご招待は、大変家庭的で、くつろげるものだった。人と人との距離を決めるのは、国籍とか地理的距離よりも、その人そのものだなあと改めて感じた夜であった。 日が変わるころ帰宅、安眠。

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本番開始;Laval Virtual 紀行(8)

0630 起床。 いよいよ一般公開日である。多摩大学では、いつの頃からか、この週末一般公開期間を「本番」と呼び習わしている。大挙して来場する(一般市民でありながら非常に目の肥えている)Laval 市民をどれだけ楽しませることができるか、展示者の腕の見せ所である。 今日、アシスタントについてくれた学生さんは、これまでの学生さんのはじけた陽気さとはまた別の、落ち着いた的確なサポートで大変信頼感が高い。最初に「我々がフランス語でできるだけ説明しますが、だめそうだったら救援お願いします」と伝えたところ、見事なタイミングでサポートが入る。これまでの何年かのアシスタント学生の中でも、特に優れていると感じた。聞くと、彼女、コミュニケーションを勉強しているとか。将来が楽しみです。 彼女のサポートも受けて、岩下君がフランス語でどんどんお客さんをさばいていく。反射材つきの子供服や靴には弱いシステムだが、これも、的確にその影響を見極めて説明しながら対処する。おお~3日間の練習の成果が今ここに! ほとんどの子供は、苦労して実現した側面投影の魚には目もくれず、ただひたすらすくっては左に放流する(と新しい魚が出現する)ことにはまり込む。張り付いて離れない子が出る。「これでおしまい」という区切りを作らなかったのは失敗だな。「子供にうける展示はよい展示」という多摩大学オリジナルの標語があるが、今回もよい展示になったようだ。 一方、おじさんが側面投影に気づいて、愕然とした表情を浮かべて見つめているのは、製作者としては勝利の気分である。「プロジェクタ1台だって?どうやって?」と聞いてくる、つまり、技術的な高度さが瞬時に理解される(そしてその技術的な説明がすんなり受け入れられる)のが、Laval の一般市民である。ここに、同じ場所でずっと開催されている Laval Virtual の伝統と歴史を感じることができる。 お昼過ぎには「なぜ日本人は Laval Virtual にやってくるのか」というタイトルでパネラーとしてディスカッションに参加する。Laval 到着直後に「やるのでよろしく」といわれて急遽決まったもの。基本的に、同じ場所で開催されていることによる安心感や一体感、街の治安のよさ、参加者の多様性といったところが私の論点でした。 異様なテンションのもと、本番初日は終了。夕食をのんびりとって、翌最終日に備える。 ここで、Laval Virtual 開催を伝える新聞を入手したが、1面には Grippe Porcine で死者の記事が。Grippe Porcine てなんじゃらほい? 辞書を頼りに翻訳して……ががーん。次は「鳥」じゃなかったのかよ。 不安を残しながら 2330 ころ入眠。

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表彰式;Laval Virtual 紀行(7)

0630 起床。 今日は、お昼から表彰式。式の間は展示をアシスタントの学生さんにお任せして、全員で参加する。ふざけた拍手をしている日本人学生を視線で抹殺する。(また今年も、小うるさいやつだと思われたに違いない) 賞には、もれた。 午後は、例年通りグダグダになる。昼日中から、会場中央でアルコールや軽食が配布されるのである。ここでも Laval Virtual の進化が! 軽食を各展示ブースに持って回ってくださる役の方が出現しました。おかげで、今年は空腹を抱えて展示を続ける必要が無かった。ありがたい、ありがたい。 ここで、サプライズ。アシスタント学生さんと「賞取れた?」「だめだった」という会話をしてからしばらくして「これ」と持ってきてくださったものが。なんと、折り紙で作った手作りトロフィーでした。感無量です。大事に日本に持って帰って飾ります。 夜は、日本でしばらくうちに逗留していた地元学生さんのおうちにご招待いただいて夕食。妹さんに日本のお土産の着物を買って帰っているので、着付けをして欲しいとのこと。「まあ着物といっても浴衣でしょ」くらいの気持ちでうかがったところ、予想外にちゃんとした着物でした。日本人女性2名付きっ切りで指導の結果、着て・脱いで・畳んで・着て・脱いで・畳むことに成功した模様です。その間、男性陣は、最初の「着て」のときに大変かわいらしい姿で盛り上がったほかは、ウトウト・グダグダしてました。 0130 帰宅。撃沈。

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神様降臨;Laval Virtual 紀行(6)

早朝(深夜?)から起きたまま。 展示2日目も順調に走る。今日のキャリブレーションは昨日より精度よく決まっている。専門家でも、すくい上げたボウルの中だけでなく、側面からも魚が観察できると「?!」という表情を浮かべることがあるなか、後でニヤニヤしながら見ている方が。すっとよってくるなり「Ellipse?」と声を掛けられる。「そうそう、OpenCV のライブラリの中にある……」と説明しかけると「そのアルゴリズム、私が作りました」。神様でした。 余裕があれば、今日はカンファレンスのほうも覗きたかったんですが、やはりそれは無理。まあ、展示で話をしている中でいろいろと展開する可能性がもたらされているので、これでよしと。 お昼には、フランスの大学と提携調印式。以前から、ここの学生さん(と教員)には、よく似た「匂い」を感じていたので、これからの展開が大変期待できます。こちらからも学生を送り込めるようがんばります。 展示終了後、食事に出かけ、そこからぶらぶら帰っていると道路の反対側を歩く集団から声が掛かる。なんと、お手伝いに入ってくれている地元学生さんたちでした。こういうところでわざわざ声を掛けてもらえるとうれしいなあ。彼女たち、これからパーティーだとか。いま、午後11時前だけど…… 最初の年から思っていることだけど、フランスの人、タフだわ。日が変わるあたりで沈没。

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突然日本時間;Laval Virtual 紀行(番外編)

飛行機で12時間飛ぼうが、7時間の時差があろうが、なぜか仕事の締切は追いかけてくるのである。というわけで(本当は昨日の夜済ませて寝るつもりだったが例によって沈没のため)、朝 03:30 (日本時間 10:30)起床の上、講義資料を作るのであった。今日の夜は何も公式予定なし。

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