IVRC 2005 個人部門 Finalist
触って回せる地球儀を VR 技術で作れないか?というところから出発した作品。半球の内側に鏡を置き、上からプロジェクタの光を入れて内側に画像を投影します。このため、球に触っても、手の影ができません。これを回転台の上に置き、回転角度に応じて画像を回すことで、実際の地球儀を回しているような感覚を与えます。
球面に投影されたときに正しい表面像になるように、あらかじめ投影画像は歪ませてあります。
Laval Virtual 2006
IVRC のラバル賞は逃したものの、展示としての面白さには自信を持っていた企画責任者の齊藤君が「直接ラバルに応募する!」と言い出して、そのまま展示を獲得してしまいました。再び海外展示へ! これ以降、ラバルバーチャルへの応募を目標とする学生が続くようになったという点で、大きな転機となりました。
内部の鏡を、円錐鏡から球面鏡に変更して、表示がたいへんきれいになりました。鏡は、近所のホームセンターで買ってきた、駐車場用のカーブミラーです。