今年も Laval Virtual の季節がやってきた。今年のプロジェクトは、ゼミ4年生の後木君のコードを元にして、WiFi ビーコンを用いた位置推定技術を利用した第二言語学習システムを組み上げた。無事審査を通過し、展示することができる!
位置推定には基本的に学生の作成したコードを使用し、少々真面目に統計処理を加えた独自アルゴリズムを用いている。まだまだ改良の余地があるが、一部屋での推定なら充分使える。デバッグ中にスペイン語とイタリア語の語彙が増えた。システムの有効性を物語っている。
建物じゅうアンテナだらけの多摩大学であれば、かなり細かい位置測定が可能だろう。この位置検出基本システムを使ったアプリケーションの開発に他の学生が取り組むことを期待したい。